カーディフ生命保険会社が、住宅を購入した経験のある未婚男女の意識調査を発表しています。

以下の表はすべて「住宅購入した未婚男女の意識調査」(2017カーディフ生命保険)からの引用です。※20~59歳までの全国2196人の男女が対象(2017年10月実施)

この調査結果を参考にしながら、独身世帯の住宅購入についても考えてみたいと思います。

住宅を購入した理由(複数回答可)・購入した間取り

まず、住宅を購入した理由は以下のようになっています。

住宅購入理由

この表にはありませんが、「金利や税制などが有利で買い時と思った」という理由も挙げられています。

独身の方に限らずですが、今の日本の社会状況を考えると将来に対する不安を多くの方が持っています。

その中で将来の「住まい」をどうするかは切実な問題で、日本の未婚率も上昇傾向にあるなか、独身であるから賃貸で良いといった、従来からある考え方だけで判断されない人も増えているようです。

また、資産運用をする会社員の方も少なくないなか、家賃を払い続けるより低金利を利用して将来の住居を確保しようと考えられるのはある意味当然のことかもしれません。

それが購入理由の1つである、老後の安心感につながるとなればなおさらです。

この調査結果を見ると

「家賃を払い続けるのがもったいない」
「老後の安心のため」

という理由を選択する方は、女性が男性よりかなり多くなっています。

加えて「マイホームを持ちたかったから」という理由が女性より男性のほうが多い点を見ても、女性のほうが男性より合理的、現実的な判断でマイホーム購入を考えていると考えられます。

そして、これは購入した住宅の間取りを見ても感じられます。

購入した間取り

男女間の収入の差という側面もあるかもしれませんが、間取りが大きくなると、基本的には、マイホームの価格、予算も大きくなり、住宅ローン借入金額も増える傾向です。

3LDK以上の間取りを購入した割合が、

女性の場合42.7%なのに対し、男性の場合66.8%に上ります。

「将来的に家族を持ちたいと考えたから」という割合が男女ともそんなに多くないことを考え併せると少し意外な結果にも思えますが、ここでも女性は男性以上に現実的な間取りを選択していると思います。

「住宅購入後の気持ち・行動の変化」

住宅購入 満足

マイホーム購入はより豊かで充実した人生を送る手段として考えるべきで、それ自体が目的ではありません。

マイホーム購入によって将来に対する安心感を持ち、それによってより積極的に行動をすることができることは、住宅購入の大きな理由になり得るものだと思います。

一方で、購入時の年収を見ると、男性の4人に1人、女性の3人に1人が400万円未満の年収で購入されています。

住宅購入時の年収

住宅ローンを組むにしても購入時の年齢は、借入金額や期間、審査に大きく影響します。そういった時期的な判断もあるとは思いますが、それ以上に将来の住まいを確保したいという思いを感じます。

住宅ローン返済への不安の有無・不安を感じる理由

ただ、同時に住宅ローン返済について、男女とも6割以上の人が不安と答えています。

住宅ローン返済への不安

不安と感じる理由

住宅ローン返済への不安の理由

これらの不安は単身者に限らず、ファミリー世帯の住宅購入にも当てはまることです。
ただ、世帯収入で考えると、何らかの原因で収入に変化があった場合でも多少なりとも夫婦で補完し合えるという点はありますので、単身者の場合、ファミリー世帯以上にこういった不安感は大きいのかもしれません。

一方で、こういった不安を感じながらも、住宅を購入するということは、こういったリスク以上に将来の住まいに対する不安が大きいとも考えらます。

住宅購入前、購入時にやっておけば良かったこと

住宅購入前にやっておけばよかったこと

初めて住宅を購入された方も多いと思いますし、夫婦で相談しながらということでもないので後悔することもあるかもしれません。

団信(団体信用生命保険)の特約は、がん団信や3大疾病、8大疾病付など住宅ローン商品によってさまざまですが、これらの特約は住宅ローン契約時にしか申し込めないというものがほとんどです。

その他、住宅ローンの比較、税制、資産価値や立地条件など十分に検討されず後悔されている方が一定数います。

住宅の場合、後悔してもやり直しは基本的に難しく、できないと考えたほうがよいです。

ですので、後悔しない選択をすることが必要ですが、それに加え、検討すべきことを検討しなかったという後悔をなくすことも必要です。

・こんな住宅ローン商品や団信があったんだ
・もっと住宅ローン減税を活用できる方法があった
・資産価値や立地条件をもっと考えるべきだった

など、そこにある選択肢や考え方自体を知らなかった、検討しなかったという後悔です。

それはある意味、選択を誤る以上の後悔かもしれません。

単身の方に限らず、これから住宅という大きな資産を購入するということであれば、

・どういった選択肢や考え方があり
・自分たちにふさわしい選択は何か

ということをじっくりと考えて決めて下さいね。

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