住宅ローンを決めるきっかけ

住宅金融支援機構の行った調査に、利用した住宅ローンを知るきっかけに関するものがあります。

住宅ローンを知るきっかけ

2017年度民間住宅ローン利用者の実態調査「利用した住宅ローンを知るきっかけとして影響の大きかった媒体等」から引用

この表をみると、住宅販売事業者の影響力がやはり大きいですね。(34.6%)金融機関(12.5%)を併せると、約半数は、マイホーム購入手続きで関わる「住宅会社や仲介会社、金融機関の担当者」の提案やアドバイスによって住宅ローン商品を決めているという感じです。

方や、私のようなファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーに相談してという方は、4.7%とまだまだ少ないですね。

「インターネットで自分調べて決めた」(18.7%)という方も一定数いらっしゃいます。

誰かに相談する場合、住宅ローンという金融商品について、友達や身内など一般の人に相談するのもハードルが高そうですし、借入金額など具体的なお金にまつわる話をしにくい場合もあるでしょう。

そうすると、住宅のプロであり、購入手続きでお世話になっている住宅会社、販売業者、仲介会社、金融機関などの担当者の方に相談するという流れは至って自然です。

ファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーといっても、なんとなく敷居が高い、相談しても相談料に見合った回答を得られないと思われている方も少なくないでしょう。

そもそもそういった方法があるということに気づかれない方が多いと思われます。

ちなみに、ファイナンシャルプランナーだから住宅ローンに詳しいという訳ではありません。
全然詳しくない人もいますので、そこは見極めが大事です…

住宅ローン金利と返済額・諸費用の差

 

例えば、返済期間30年で3,000万円(元利金等・ボーナス返済なし)で借入をするとします。

住宅ローン返済額の差

この時、契約する住宅ローンの金利が違うと返済額はいくら変わってくるか?

金利と返済額の差

適用金利が0.1%、0.2%、0.3%変わると、返済額にして、約50万、100万、150万変わります。

さらに、住宅ローン契約時に団体信用生命保険にも加入しますが、団信の特約、がん団信や3大疾病、8大疾病など契約される方も少なくないでしょう。
この団信特約は、通常の金利に+0.2%、+0.3%といった形で金利上乗せされる場合が多いですが、これも金融機関によって内容、上乗せされる金利は異なり、それでも0.1%、0.2%といった金利差が発生します。

つまり、今さらですが、住宅ローン商品にどこまでにこだわかでこれだけ大きな差がつくということです。

数字だけみると、0.1%という数字は小さく見えますが、住宅ローン金利の場合、その差は大きいです。

住宅ローン諸費用の差

住宅ローンを借入する際、事務手数料や保証料といった諸費用が必要となります。

同じ3,000万円(30年返済)の借入金額でも、諸費用が、

A:648,000円
B:503,280円
C:162,000円

といった違いがでます。

これは、金融機関、返済プラン、返済方法の違いによるところです。

住宅ローンを選ぶとき、総返済額で比較すべきですので、金利負担と併せて判断することになりますが、商品の選び方で変わる金額は少なくありません。

 

選択を間違った後悔と…もう1つの後悔

メガバンク、地方銀行、ネット銀行、フラットなど兵庫県で借りられる住宅ローン商品は、金利タイプまで考えると百以上あるでしょう。

住宅ローンの金利動向を見ていると、金利タイプによって力を入れている金融機関があることが分かります。

  • どの住宅ローン商品にするか?
  • 金利タイプはどうするか?
  • 団信の内容はどうするか?

これだけではありません。

  • 返済期間は何年にするか?
  • 返済方法はどうするか?
  • 繰上返済はどうするか?

住宅ローン商品と返済計画を考える必要があります。

そして、その選択によって、マイホームにかかるコストは大きく変わりますし、また選択する住宅ローン商品によって返済に対するリスクも変わります。

住宅ローン商品に限ったことではありませんが、何かを選択する場合に間違った選択をしたという後悔があります。

ただ、もう1つ…、そもそもその選択肢を知らなかったという後悔、検討すらしなかったという後悔があります。

住宅購入も住宅ローンの契約も、大きな買い物で初めての方も多く、どういった選択があるかということに気づきにくいものです。

相談を受けるなかで、当初お客様が考えられていた住宅ローン商品、返済プランと最終的に利用した住宅ローン商品や返済プランが異なることが殆どです。

殆どのお客様は「そういった商品があったのか」「そういう方法があるのか」「そういった考え方があったのね」と言われます。

「利用した住宅ローン知るきっかけ」の調査結果ではないですが、住宅ローン知る手段、媒体は色々とあります。

「え~~そんな商品があったの?」
「え~~そんな方法があったの?」

という後悔のないように、できるだけ多くの方法で住宅ローン商品を検討してください。

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