外国人から見た日本人の新築指向

『cool japan』 というテレビ番組をこの前見てました。

日本の “cool” なところ…つまり、日本のかっこいい、すばらしい、いかすところ?を外国人の目から発見していくという番組なんですがときどき観てます。

そのときのテーマが、「日本の家ってなんで○○なの?」というテーマで、日本の家や家に対する考え方が取り上げられていました。が、このテーマに関しては、日本のクールさより批判やノットクールな意見が多かったです。

「何がnot  coolなの?」外国人からみた疑問はいろいろありましたが、その中の1つに「日本人はなぜ新築にこだわるの?」という疑問がありました。

この疑問に対し、日本人何人かがインタビューで答えていました。・

・間取りやデザインなどを自由に選べる
・他人がどういう使い方をしたか分からない(から嫌だ)

などなど。

欧米では中古住宅の流通が殆どを占めます。ですので、中古住宅が余っているのになぜわざわざ新築を好むのか?しかも、高いお金をかけて買うのか?と疑問のようで、番組に出演している大多数の外国人は日本人の新築指向に否定的でした。

ただ、面白かったのは、最初否定的だった外国人のレポーターが、住宅展示場を見に行ったあと、新築思考に対して「cool」と見方が変わったことでした。

自分でも言ってましたが、日本の住宅展示場に立ち並ぶ、洋風・和風の立派な住宅を見て、完全に洗脳されてしまったようです。こんな家に住みたい~と。

中古住宅が当たり前という外国人を洗脳する住宅展示場・・・恐るべし。

しかし、東京という土地が(ばか)高い場所に、こんなに立派な家を建てるのにどれくらいの費用がかかるんでしょう…と他人事ながら思ってしまいます。

もちろん、収入的にも購入後の生活も問題ない予算であれば良いとは思いますが、そこまでして新築を買う必要があるのかということは確かに感じます。

そして、気をつけて欲しいのは、住宅展示場はハウスメーカーからすると一番営業がしやすい場所です。実物?を前に外国人レポーターのように洗脳されるかもしれません。

ですので、住宅展示場に行く前に、しっかりと無理のない購入予算を把握して下さい。注文住宅の場合、分譲住宅を購入する場合と比べ、当初考えていた予算をオーバーしてしまったということも少なくありません。

また、住宅展示場の家を建てるのにどれくらいの予算が必要か?そして、自分の予算で建てられる家はどのようなものか?ということをしっかりと確認して下さい。(洗脳がとけるかもしれません)ん)

新築住宅と将来の住宅市場・資産価値

新たに新築の住宅を作ることは、新たな空き家が増えることでもあります。これはある意味、自分で自分の首を締めているとも言えます。

意地の悪い言い方になりますが、空き家を増やし資産価値が維持しにくい状況を作り出すことに協力しているということです。

本来、日本全体の住宅政策として、諸外国のように総量を規制すべきときにだいぶ前から来ていると思います。つまり、日本全体で住宅の需要と供給のバランスを考えて、新築する家の数を規制していくということです。

ただ、国は中古住宅の流通活性化はすすめていますが、そこまではしません。政治的な話もあるでしょうし、景気への影響も考えているでしょう。住宅政策は、昔から景気対策の柱です。つまり、新築住宅を作ることは、ある意味国策にのっとったことです。

その中で、我々がこれから住宅を購入する上で「新築」にどこまでこだわるか?

確かに景気が悪くなるのも困りますが、人口減・超高齢化社会を迎えている日本、住宅政策の抜本的な見直しが必要な時期に来ています。

税制や金利の優遇についても、新築住宅を購入する人、新たに家を建てる人が優遇されています。一方、中古住宅の購入のハードルは新築と比べて高いです。耐震性や断熱性も築年数によって違いますし、購入する中古住宅の状態を確認することへの不安もあります。

ですので、個人的には、中古住宅の耐震性や断熱性の確認や向上のためのリフォームやリノベーション、中古物件の状態を確認するためのインスペクション(建物診断)といったことに予算を使うべきだと考えます。

 

新築住宅を建てることを否定するつもりはありませんし、これからも新築住宅はつくられ続けるはずです。

ただ、その前に、

・本当に新築でなければいけないか?
・家にかける予算や予算配分はそれでいいの?
・中古住宅を購入するという選択はないの?

ということを考えてみてはいかがでしょうか。

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