日本とアメリカのマイホームに対する価値の違い

下のグラフは、
『日本とアメリカの住宅に対する価値観』についてのアンケート結果です。

住宅に対する価値

「リクルート住まい研究所消費者調査」から引用

日本とアメリカの違い

このアンケートで日本とアメリカで大きな違いが出たのが以下です。

家に求める資産価値

『家は資産として有利な投資対象である』

という項目に対して、

日本37.1%
アメリカ87.2%

家の資産性や投資対象として見る目は日米でかなり違いますね。

これは、アメリカでは家を住替えが当たり前であるのに対し、日本では、住み替えを前提にマイホーム購入をする発想自体が少ないことも影響していると考えられます。

同調査で、生涯の持家回数は、

・日本:1.8回
・アメリカ:2.8回


日本でも、家族構成や年齢、ライフプランの変化から、戸建てからマンションへ、またその逆も住み替えをされる方は少なくありません。

ただ、アメリカの場合、日本より平均で1回住み替えする回数が多くなっています。

新築市場・中古市場の違い

これは中古住宅売買が中心のアメリカ新築住宅が中心の日本というマーケットの違いも影響しています。

全住宅流通量に占める中古住宅の割合を国際的に比較しても大きな違いがあります。

アメリカ83.1%
イギリス87%
フランス68.4%
日本14.7%
既存住宅流通を取り巻く状況と活性化に向けた取り組み(国土交通省)

住み替えが多いことは、住宅購入時に売却に対する意識も高くなり、家を資産や投資対象としてみる意識が高くなると考えられます。

同時に、中古住宅を評価する制度、不動産取引の違いなど、中古住宅がより買いやすく(流通しやすく)なっている点では、日本よりアメリカは優れています。

それが家を資産として考え、住み替えしやすい環境の背景にあります。

また、資産価値をできるだけ維持するためのリフォームなどメンテナンスに対する意識もアメリカのほうが高いと聞きます。

住環境に求めるもの

また、日本とアメリカで大きく差がある点は、

  • 『家は仕事の疲れを癒す休息場所である』
  • 『家は家族が団らんする場所である』
日本95
アメリカ55

住み心地や住環境に対する意識や価値観が、
日本とアメリカでの違いを感じます。

家での居心地や時間をどれくらい重要視するかの違いでしょうか?

家の資産や投資対象としての見方の裏返しかもしれませんが、アメリカの方は日本より住まいに対する価値観が合理的に感じます

日本におけるマイホーム購入

その中で、住宅購入は1生に1度あるかないかの買い物であり、「住環境」や「住み心地」に対する価値に重きを置いている、

加えて、新築市場中心であるため、住宅にかける予算や費用も受け入れやすいこともあるように思います。

アメリカにおけるマイホーム購入

対してアメリカの場合、ファミリー向けの賃貸住宅は日本ほど多くないようです。

また、中古住宅の売買が中心で、買い替えを前提とする分、住み心地や住環境に対する価値より資産性に対する価値が大きいように思えます。

物件選びの条件・優先順位をどうするか?

マイホームに対する価値として、何を重視するかは、これから住宅を購入する人にとって重要です。

  • 少子高齢化・人口減社会
  • 中古住宅の流通促進
  • コンパクトシティの促進…
  • 働き方や生活、生き方の多様化

こういった背景を考えると、

資産性や住み替えのしやすさが、これまで以上に重要な判断要素になるとも考えられます。

住宅のもつ価値は、大きく2つあります。

  • 住環境としての価値
  • 資産としての価値

マイホーム購入時、

将来の人生設計やライフプランなども含め、自分や家族にとって何が重要で優先すべきかを考えることが大切です

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