大阪府茨木市 30代会社員 Iさん
マイホーム相談の経緯
住宅ローンがまだ残っているなか、子どもの教育環境を考え、住む場所を変えたいと考えておられました。
自己資金があまりない状況で、家を売却して住み替えができるのか、できるとしても次の家をどれくらいの予算で購入すべきかを知りたいということで相談にこられました。
相談のポイント
家の買い替えは、手続きが特に重要です。
方法として、売却を先行させる方法と購入を先行させる方法があります。
自己資金が十分ではないとのことで購入に対する資金計画が不確定でした。
ですので、まず売却を先行させ、新たに購入する物件の予算(諸費用や住宅ローン借り入れの可否)を確保することができるかを知ることが1つ目のポイントとなりました。
2つ目のポイントとしては、買換え後の生活が問題なくできるかの確認でした。
買い替えに伴って、現在の貯蓄等を自己資金に充てるとなった場合、購入後の生活、将来必要となる教育老後資金等問題なく確保できるかを知ることです。
相談結果
住み替え時期を再検討
1、査定金額で売却した場合の売却時の諸費用、買い替えをするための諸費用をまず提示させて頂きました。
買い替え手続きにおいて、売却を先行させる場合、購入物件を探す期間が短くなる、場合によっては仮住まいが必要になる可能性があることを説明させて頂きました。
2、1を踏まえた上で、購入物件の予算、住宅ローンの借入の可否について、シミュレーション作成の上ご提示させて頂きました。
今回のご相談者の場合、しばらくは住宅ローン返済を続け、住宅ローン残高を減らすと同時に自己資金を増やし、買い替え時期を先にすることになりました。
コメント
買い替えは、売却と新たに購入する家の手続きをどう進めるか、資金計画として問題ないかが重要になります。
同時に、買い替え後の生活が無理なくできる予算や返済計画になっていることも必要です。