明石市 40代会社員 Mさん
相談の経緯
ハウスメーカーで土地を紹介してもらい建物の契約までされてましたが、当初資金計画に不安があり、ハウスメーカー紹介のファイナンシャルプランナーにライフプランを作成していました。
ただ、ハウスメーカー提携のFPという不安もあり、違うFPさんにも依頼されていました。
それでも、シミュレーション結果に疑問を感じ、不安が消えないまま年を越し、ハウスメーカーとの打合わせが進んでいくのが不安で相談にこられました。
相談のポイント
１、作成されたライフプランの前提条件や見通しの精度を確認すること
２、お子様の進路や老後資金、ご家族旅行などについて、ご意向を反映すること
３、40代後半での住宅購入で住宅ローン返済について確認すること
相談結果
明石市で注文住宅を予算を減額して購入
１、以前ハウスメーカーや他のFPさん作成のライフプランを確認させて頂きました。
ただ、収入、支出の両面において、ご本人様の意向を十分に反映されたものにはなっていませんでした。
ライフプランは作成する場合、前提条件や精度が非常に重要です。
また、購入後必要な維持費や生活費の見通しや精度が悪ければキャッシュフローも意味がありません。
今回、そういった点、相談者のご意向をしっかりとを踏まえライフプラン・キャッシュフロー表を作成した結果、住宅ローン完済時点で老後資金に不安が残る見通しとなりました。
２，お子様の進路（自宅外や大学院）によって、教育費は変わります。
今回、ご相談者の希望としては、そういった場合も想定したいとのことでした。
３，60歳以降の再雇用後の収入、住宅ローン残高を確認しました。
・再雇用後の収入が減る時期
・教育費が最もかかる時期
・住宅ローン返済
が重なると、貯蓄を取り崩す場合も少なくありません。
最終的に、500万円の予算の減額、ハウスメーカーへ設計変更依頼をご提案しました。
最終的に、設計・仕様変更で300～400万円予算削減をされました。
コメント
マイホーム購入時にライフプランを作成する大きな意味は、
１、教育資金や必要な時に資金を確保できるか
２、リタイア後の老後資金を確保できるか
３，現役世代の間、無理なく住宅ローンを返済できるか
を確認することです。
今回の場合、教育資金は確保できても老後資金について厳し目の結果となりました。
また、住宅を得意としていないＦＰの方だと、前提条件や精度に問題がある場合もあります。
そういう意味では、誰に相談するかは非常に重要です。
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